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会長様と言われて思わず振りかえる。相手を見ながら、ふっと目を細めて。
「おいおい、俺は副だぞ。けどまあ、そんな感じで規律よく頼むよ」
仕事が減って助かる。と少し悪い顔を向けると今度こそ去る。
教室に入ると、休むなんて久しぶりだと心配する友人達にもみくちゃにされながら。
「ありがとう……悪いな。放課後には返す」
良い友人達を持ったと、はにかみながら友人から渡されたノートを受け取る。すぐにそのまま授業が始まって。