>>150「そうか……。」両者にとっての片割れは補習なんだとか、そんなことを聞かされ、短く一言を返し。此方を見ない相手に、先程口付けした時も曖昧な反応を返され、気まずさを感じつつ廊下を進み。校門に着けば、会話しにくい雰囲気に遠慮してか、今は話したくない気分だからか、なんなのか自身でもはっきりと分からないが、徐にガムを噛み始めて。