>>183「わかんねぇなら俺が教えてやるよ、」教科書の問いに、困惑している様子だった隣の女子が横目に入り、声を掛けて順序通りに述べつつ教えてやると、早くも打ち解けて仲も深まり。午前中の間は、案外寝ること無く授業に集中していただけどころか、よく馬鹿だと言われ、やる事は馬鹿らしいが、実際の学習能力は其れなりで、当人は何となしに教えていた程であり、軈て昼食時を迎えて。