>>226「へ、……応、じゃな。」触れるだけのようなキスをされ、あまりにも自然な流れの不意打ちに、一瞬思考停止して目を僅かに見開き。ドアを通り抜けて行く彼へと、慌てて声を掛け、ドアを閉める。其の足は自室へ向かい、使用済みの湯呑みを片せば、再び自室へ舞い戻ってくると、定位置に着座すればスマホのアプリを起動させ、自分の時間を満喫し始めて。