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>>242

「おい、悠斗。抑会いたいっつって連絡寄越して此処まで来させたのは其方なんだからよ、俺らのドリンク代、奢ってもらえても良いよな。」
『仕方ないなぁ、良いぜ。其方の君も構わず頼んで良いからな。」
修哉が一瞬でも苛つきを覚えたことや混乱していたことは露知らず、上機嫌で喫茶店までの道のりを歩んで来て、店内の4人掛けである席へとそこまで待たずして通されるのも束の間、修哉にはまだ言ってないが、明日は二人きりでお揃いのアクセを買いに行くつもりの予定で、此処で修哉に奢る気は無く、透かさず悠斗にドリンク代をたかり。
伍樹からの強請りに対して、悠斗はあんまり渋ることなく、修哉にも笑い掛け。
「そうだぜ、遠慮なく頼んじまえよ、俺コーラー。」『俺もコーラで。』
自分が払う訳でもないのに横槍を入れて、お冷がテーブルに置かれるのを横目に、注文して。
因みに、昔から嗜好飲料が伍樹と被っていた悠斗も、伍樹と同じドリンク名を口にする。