>>37「!ぁー…、そか。へへ、だろだろっ。」俺がやると尚更、と言われて自分から訊いた癖に恥ずかしさを覚え、声が尻窄みになったが、紛らわすように頭を振って、修哉の腕に自身の腕を絡め、肩を寄せて顔を近付けると、満面の笑みを浮かべ。腕絡めから手首掴みに切り替えて、レッツゴー!と片腕を振り上げ、校庭へと駆けて行く。