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「おいおい、まだベッドの上じゃねぇか。あれだけ揺さぶられた俺よりお前の方がお疲れの御様子って如何いう事だよ…世話の掛かる野郎ー…否、恋人だなぁ。」
俺が寝たあの後、綺麗にしてくれたのか、時間掛ける事なく、割と早めにシャワーで流し終えて。
部屋へと戻ると、先程と居場所が変わっていない彼の姿に、二度寝している事が窺えて呆れつつ、ベッドに歩み寄って乗り上がると、傍らにあった掛け布団を引っ剥がして、いつもの口の悪さが出てしまい敢えて言い直し乍、容赦なく彼を叩き起こそうとする。