>>487「なっ…いい所に、じゃねぇっ。」相手は、俺が逃げると知ってか透かさず手に持った猫耳を付けてきた為、慌てて頭上に腕を翳そうと振り上げた動作も、彼に頬を撫でられて思わずピタリと止まり。「そうでもねぇ、だろ…」凄い、なんて言われ可愛いのは猫耳其の物が、であって過大評価のし過ぎだろ、と困惑するようにしどろもどろと狼狽え、目線を逸らし。