15歳以上向け小説投稿サイト「大人小説☆カキコ」。超本格派から秘め事・過激な小説まで！

【世界観】
※これらの設定はフィクションであり、実際の国や組織と関係することはありません。また、差別を助長する目的でもありません。しつこいですが、確認のためにここに説明しておきます。

この世界には｢Dogs｣と呼ばれる特別な力を持つ人間がいる。
Dogsとは、かつて多くの国が大小の戦争を繰り広げていた時、とある国が開発した傭兵のことを指す。背格好、年齢、性別様々な傭兵は通常の人間よりも身体能力が抜きんでいて戦闘に適応していた。｢犬｣と呼ばれる由縁は、彼らが生まれた時に彫り込まれた首の刺青である。
しかし、戦争も落ち着き、世界が歩み寄り始めた時、彼らの存在は邪魔になった。国は彼らに少額の金を与えて口を封じさせた。彼らが戦争で多くの殺戮を繰り返していたことを皆は知っていた。彼らは蔑まれ、疎まれて遠ざけられた。
さらに別の問題は、Dogsと普通の人間に産まれる子供に現れた。彼らは極端に体が弱く、生まれながらに病を背負っていることが多かった。国はこれらの問題に取り組む姿勢を見せず、彼らは貧困の中で苦しむことになった。

舞台となるのは、そんな問題を抱えた1980年代のアメリカの都市｢ニューエルー州｣、南の内陸部に位置し、近くに大きな砂漠と湖がある。大きな砂漠に近い場所ではカジノが盛んで、湖に近い場所では工業が盛んであるが、どこも治安が悪く、どこかしこで喧嘩が起きている。
Dogsはどの場所でも迫害され、仕事に就くことが難しい。大半がマフィアに雇われ、闇稼業に加担する事で生きていくことが多いようだ。

※わかりにくいことが多いと思います。何かありましたら気軽にお声かけください！