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雛様
「いたらそもそももっと反論してる」
好きな人、と言われそう言った。
「ま、これは別に1つの案ってことで……すぐじゃなくていいから。でもとりあえず面倒は見させてもらうからこれ持っていけ」
慱はそういい銃のお代を小切手に書いたものと、龍ケ崎の紋章の着いたペンダントを渡した。
「これ見せたらうちを出入りできるからな」
「最初からそう言えよ……」
慱のやり取りを見て刃は思わず呆れてそう言った。

将軍様
「…………っ、」
薬を投薬され体をビクつかせながらも私が開発したんだからそれくらい分かると心の中で悪態ついていた。