>>498「……っ、そろそろ、限界?」かすかに眉をしかめつつ、浴衣を握るところを見て笑みをかえす。自分もまもなくだった。>>499「同じ香りがする。きみの血は私の身体にも流れているし……一つになった気分だ」相手の背中を撫でさすりながら、目をつむって浸るような声色で話す。>>500「どうせなら、消えないくらいの噛みあともつけてあげようか」首絞めのおねだりにうなずきつつ、妖しく笑みを深め、提案する。