「……気にかけてくれて、ありがとうございます…今は、知人の家にいます…」心配していると聞き兄の機嫌が相当悪いのだろうかと思いながらも苦笑していたが、薬が入っているとは知らず少し目がぼやけそれをごまかすかのように紅茶を飲み続けた。