>>41呆れ顔をしながらも許してくれちゃう先輩に、笑みが溢れる。ほーんと無防備なんだから。でも僕は可愛い後輩を装って、わーい、と歓声を上げた。「じゃあ、日曜日の9時に先輩の家行きますね! 境内のお掃除と廊下の雑巾かけくらいならお手伝いするから、お昼御飯ご馳走してください〜」先輩の腕にすがるようにして、きゅるんっと見上げてお願いした。