(浮かれ過ぎは禁物…ですね?(笑))「…後で教えてあげますね。」そう答える。俺は彼の事を知りたい、彼も俺の事を知ろうとしてくれているのは同じなのだろう。彼には打ち明けようか。自分の事。過去の事。…今、君の事をどう思っているか。全て、彼が聞きたいこと全てに。そんな事を考えていれば、メロディーが流れ始める。すぅ…と息を吸う。透明な声が、旋律をなぞる。感情を込めて、出来る限りの声を響かせる。