>>241「ぅわっ……ぁ、類と修哉か、はよっ」類が大きな声を出していたにも拘らず、朦朧とした頭では聞き取れなかった為、背後から抱きつかれると体を跳ねさせ声を上げ、瞠目したままバッと背後を見遣り。抱きついてきた人物が類だと判れば密かに安堵して、其の後ろにいる修哉にも目線を向ければ、二人に挨拶して。