>>395「ふぅん。お前が楽しそうなら、俺は其れで良いけどよ。」楽しそうに話す彼の顔をチラリと盗み見ては、如何やら彼は俺が寂しがってる事には気付いていないらしく、ついはぁ…と小さく、密かに溜め息を漏らす。我儘は駄目だ、と頭の中で自身に言い聞かせ、話す事で苦手も克服されるなら、と正直な気持ちは隠して。