>>461「…ぅ、今、何時…?」触れられる感覚がして、閉じていた目を薄っすらと開き、視線だけで辺りを見回せば、きょろきょろと彷徨わせていた目線を彼に留まらせ、口に出す。あれから暫く眠っていたが、今は短針が6を指し、長針が12を過ぎたところだ。