>>598「ん、勿論良いぜ。ほらよ、」コンビニの袋を片手に提げ、ドア付近の数人掛け座席にある手摺りに、背を預け乍突っ立って、車窓に流れる風景を眺めていると、彼に合図を伴う声を掛けられ直ぐに車窓から目線を外し、其方へと向けると、快く反応して袋からではなく、ポッケに手を突っ込み取り出せば、相手に手渡し。