>>616「……。」目的の墓場に向かう際、繋がれる手に相手の指にも先日贈ったペアリングを見受け、密かに頬を綻ばせ乍、黙々と相手の隣を歩き。歩く最中、背中に背負った鞄の中身を気にしつつ、自身にもペアリングは勿論、首からは授かったペアネックレスを提げてあり、歩く振動の度にネックレスは揺れ動き、チラつかせて。