>>621「え…此処俺ん家の御寺にある敷地の墓地じゃねぇかよっ。」途中覚えのある道のりだなー、とは思っていたが、まさか自分家の親が所持して住職を勤めている、由緒ある御寺とは思いもしなかったのだ。実は以前から俺らには知らずと、関係する部分、繋がりがあったのかもしれない。何処か感嘆とした思いで、思わず吃驚した声音で口にする。