>>623「ひゃは、若しかしたら俺が此処の寺に住み着いていた間の何処かで、しらねぇ内に顔を合わせてたりな。」彼の元恋人であったお墓に向かわせてくれている最中、少し声量を落として笑いを溢しつつ会話をする。此の御寺は実家であり、実際今住んでる所は此処じゃなく、俺が住み着いていた間、と云うのは以前通っていた学校の頃である話だ。