>>78「…自殺、か…」自身と彼との馴れ初めに似ていることや、俺も修哉の笑った顔好きだな、と思い乍も唯々親身に沈黙した状態で耳を傾けて。自殺したと聞けば、神妙な面持ちで何故其のような事になってしまったのか、話が続くだろうと、自身もつい握られている手を拳を握り泣きそうな彼を急かさず見守る。