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>>79
修哉:……俺は生きた心地がしなかった。卒業式が終わって俺は雪菜の家に行った。そしたら雪菜の母親が出てきて1冊のノートを渡してくれてそれを持って直ぐに家に帰った。ノートには俺への言葉が小さい文字で何ページに続いて書いてあった。……最初のページは俺への感謝の言葉や楽しかった思い出の事が書いてあったが……最後の1ページは中3になった頃から雪菜は虐めにあっていた事が書かれてた。それと、”このまま虐めが続くと修哉にまで虐めの手が回ってくると思った。修哉には幸せで健康な日々を送って欲しい。修哉を私の虐めに巻き込んで悲しく辛い思いをさせたくない。修哉はこれから私より素敵な恋人を作って幸せに暮らして。それが私の最後の願いです。最後まで身勝手な彼女でごめんなさい。大好き、修哉。さようなら”………って…書いてあってそこでノートは終わっていた。
(我慢していた涙が溢れポロポロ泣きながら話をして)
…………それから俺はまた最初に振り戻し。暗い性格のまま高校に進学した。……で、高2の5月、お前が転校してきたって事だ。
(堪えようとしても流れてくる涙を拭きながら相手を見て微笑み)