>>85「へぇ…綺麗な人だな、(喪うには惜しいぐれぇだ。)こうして二人並んで写ってるの、お似合いって事が見て取れる。」彼が指差した女の人を感慨深そうに見て、写真全体を視認すれば如何にもお似合いカップルと云える二人に、羨望的な眼差しで写真を眺める。「…なぁ、俺は修哉の恋人としてお前に相応しく振る舞えてるか?」俺を後ろから抱きしめる彼を、振り向き様に見上げて。