>>540「えっ、あ、…うん、連絡先ききたかった…」連絡先のことを気にしていたからまさか涼ちゃんから提案してくれるとは思わなくて驚くも嬉しいと思って柔らかく微笑んでスマホを取り出した。由希の連絡先のトプ画は近所の猫で明らかに友達の少なそうな雰囲気だ。「マスター、マロンといちご一つずつください」ケーキも決まったしと、注文をしてまた一口コーヒーを満足そうに飲む。