>>708「…なぁ、光輝。ちょっと良いか、」眠た気に眉の下がった顔付きで、同僚の肩へ手を置き、柔和な笑みを向けて。「お前も、会社の代表として俺と一緒に社交界へ赴いてほしい。この後、社長に報告兼ねて打ち合わせしに行くんだが‥光輝も付いて来てくれないか?」頼んでみるか、と申し訳なさそうに相手の都合を訊く。