大人なりきり掲示板
- Re: 【指名制】空蝉を篝火で灯して、【募集中】 ( No.15 )
- 日時: 2020/06/29 21:56
- 名前: 憑 ◆R1q13vozjY (ID: gznRsWt8)
>>14/キイチ 様
お久し振りです! しばらく見かけませんでしたが、お元気なようで何よりです!
名前の件についてはお気になさらず! 僕自身もお相手さんのキャラの名前を間違えてしまったこともありますし、名前を間違えたときのその、罪悪感みたいな気持ちもよく分かります。ので、僕自身も強くは言えませんし(言う気も無いですが)、何よりキイチさんが本当にそう思って下さっている、ということは十二分に伝わっております。むしろ、こちらが長い間強く気に病ませてしまって申し訳ない限りです......!! あとその、ここまで丁寧な人は初めてなので、逆に申し訳ないというか、ありがとう(?)というか、そのキイチさんの丁寧なお心遣いが流石だなぁと感じました。
勿論参加大丈夫です! 参加用紙に不備等ございませんでしたので、早速始めさせて頂きますね!
開始文ということもありロルが少々長くなってしまっていますが、次回からはキイチさんの長さに合わせますので、キイチさんのやりやすいように調整していただければと思います......!
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「なっ、なんだよ......これ......さっきまで夜じゃなかった、」
目を開けた顔が思わずひきつる。それもそうだ。目を閉じるまで、さっきまで居た場所とは違いすぎる。晴海はそう思いながら辺りを見回す。藍色に塗り潰された空に明らかに時代外れな景色、いつの間にかあるランタン、人じゃないように見える人らしき者たち。晴海を困惑させるには十分であった。
ふっ、と晴海はここに至るまでの経緯を思い返す。少なくとも、おれは友人たちと一緒に帰り道を辿っていた筈だ。いつものように最近のゲームだの好きな芸能人だの、下らない話で盛り上がっていた。しかしその日常を切り崩すように、一人の友人が不意にあっと声を上げたのである。友人の視線の先には、規則正しく道を作っているかのように小さな鳥居が並んでいた。そうだ。それで、悪ふざけが過ぎていつの間にかこんな所に来てしまったんだ。そこまで回想を進めた晴海は、思わず溜め息を溢す。結論から言えば、好奇心から晴海たちは鳥居がある方向へ向かい、そして晴海だけが鳥居を抜けた。あの鳥居の道の先には一際大きな鳥居が建っていた。その鳥居は異様な雰囲気であった。人並みより怖がりであった晴海は、その雰囲気に圧されその場を走り去ろうとした、しかし友人たちにそれがばれてしまい、結果としてこの鳥居を潜ってみろよと煽られ囃し立てられ、勢いでその鳥居を潜ってしまったのだ。
「くっそー......あんなこと言わなきゃ......」
へなへなとその場に座り込み、遠目に大通りの賑わいを眺めながら、後悔を噛み潰すように呟く。さっきまで一緒に居た筈の友人たちが一向に姿を見せないことが晴海の心を不安にしていく。ここに友人たちも来ることを期待している。ああでも、急におれが消えて、あいつらは恐れて逃げ帰ってるんだろう。いやいや、もしかしたら警察とか親に通報してくれてるのかもしれない。そんなことをぼんやりと考えつつ、「つーかなんだよ此処......このランタンも持ってなかった筈だし......」と不安を追い払うようにぶつぶつと言いながら、ぎゅっとランタンの持ち手を握って
>>all
次回からはハンネが「憑」から「憑き」になります。ご理解宜しくお願い致します。