■ヒロイン
一度、死んだはずが天使によって蘇らせられる。それも今度は、何度死んでも蘇るようになってしまっている。
天使によって何度も狙われることになってしまった。狙われるのは命だけでなく、体の場合もある。
基本的に主人公が伝えない限り、天使のことを知らない。周囲の人間はヒロインが蘇るまではヒロインの死を記憶しているが、蘇ったあとはヒロインが死んだという記憶がなくなっている。
■女天使
銀の短髪に青い瞳を持った、少女の体の天使。背中には白い翼が生えており、頭上には金の天使の輪が付いている。
主人公にヒロインを守るためのヒントを与えてくれたりもする。が、基本的に煽ってくる。
自分の思い通りに、人間の目で天使を見えるようにできれば、見えないようにすることもできる。
胸糞要員。彼女を殺すことはできず、消すこともできない。人間の悔しそうな姿、嘆いている姿を好む、悪魔的な天使。一人称はボク。
必要であれば女子高生に扮して学校に転入してくる。
※主人公が女天使を煽りすぎた場合、女天使自身がヒロインを襲うこともある。その際はちょっと強い軍人程度なので注意。
対策として、天使であれ襲うことになった場合には超人的な力は使わない。主人公たちを助けるときには力を使ってくる。助けてくれるときがあれば。
「根源を消そう、って思うのは当然だろうね。でもまあボクは消せないよ。残念ながら」
「仕方ないから、次に起こる事件のヒントを教えてあげるよ。次はね――学校の中で起こるよ。なかなか良いヒントでしょっ? 天使ちゃん偉い!」
「相当守れる自信がおありみたいだけど、そんなもの無意味だよ。守るだけ無駄。賢い君なら、もうすでに気づいてるでしょ。このまま彼女が死ぬのを放置し続けるのもアリだよ?」
「いやー、お涙頂戴、万々歳! 今回は君の涙だけじゃなくて彼女の友達家族の涙まで見れちゃった。ありがとーね! また守れなくて!」