>>34「……ごめん、もうちょっ、と……」起きようとしたが、言葉じりが小さくなっていき、もう一度寝落ちてしまった。>>35「うん」うなずき、あとをついていく。彼の肌を見るのはしばらくぶりだった。>>36唇をきゅっと結び、悩むように目を伏せながら、黙りこむ。拒絶するほど嫌なわけでも、ねだるほど好きなわけでもないというのが、本当のところだった。【ここらで発情期を入れてしまっても良いですか?】