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耀「ぅ…ﾊｧﾊｧ、」
ナカはキュウキュウ、と締め付けが止まないまま、舌をちょっぴり出した状態で肩を上下させながら、息を整えて。

茨「君って人は…っ、そりゃ当然でしょ、こんな事しておいて、この先会えるとでも思ってんの…？」
何れだけ声を張り上げたとしても、この人相手には悦ばせるだけだ、と半ば諦め声を抑えるも、余裕がない癖して言葉とは裏腹に、ナカは締め付ける。
「やだっ、其れ以上入ったら壊れちゃうじゃん…」
入っちゃう、と追い詰めるように態と言葉を掛けてくる相手へ、一度見据えるように涙を溜めた目で見遣れば、それを隠すよう縛られた腕で涙を拭おうとして。