>>477「……今わざと移し逃そうと思ったでしょ」 レイは感が鋭いのか、グッと顔を近づけて少し笑う。>>478「……ほんとに俺でいいのか」 駄菓子屋の主人のこともあり、ウィルは磨櫻が自分でいいと思っているのか確信がないらしい。>>479「中辛」 トレバーは短く答えながら、密かに朱音にあげるアイスを手にとっていた。「いただきますっ」 パトリシアは笑顔で手を合わせ食べ始める。