>>103「ぁっ、はい。帝さん、態々言伝有り難う御座います。」すれ違いざまに声を掛けられ、振り向けば耳にして同じく頭を下げ。元々キッチンの方へ夕食を作る為に行くつもりではあった故、言伝されれば早速さと自室へ戻り、ショーツを穿き替えては、すぐさまキッチンへとやって来て、「雪人さんっ、参りました。待たせてごめんね、」と詫びを入れ。