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>>14

「へっ……わかった、」
耳たぶに軽く口付けられてはやや吃驚したように目を瞠るも暫くして頷けば、解放されると相手の言葉に返事をして、繰り返される作業が籠の中身にある衣服は残り少ない終わりに近づくにつれ、畳む手がぎこちない動きになり。
「…終わった、ね。…陽さんが手伝ってくれたお陰で早く済んだよ、有難う。」
暫くすれば籠の中身は無くなり、畳むのが済むと、承諾した手前、相手をしなければならないが、其れでも手伝ってくれた事には曖昧な笑みを浮かべ相手へ向けつつ感謝して。