>>124「興味があったので侵入しました」 一織は特に表情を変えずにそんなことをいう。>>126「……いいんですか」 まさかあちらから泊まっていいと言われるとは思っていず、一織は少し驚いた顔をする。>>127「あ……ありがとうございます」 三城は少し申し訳なく思いつつも言葉に甘える。 支払いを終えて二人で店を出ると、視界の端に見知らぬ黒服の男たちが一瞬見えて彼女は眉を寄せた。