>>276「好きなんですか。普通嫌がるところですよ」 一織は変わっているな、と思いながらも彼女の様子を眺める。どんな形であれ、好きと言われてなんだか嬉しく思ってしまう。一織は顔には出さないが自分の気持ちに少し戸惑っていた。