>>423「冗談ですよ冗談」 一織はクスッと笑っていい、席を立って財布を出しレジに向かう。>>424「あ……そうですね……あの、明人さんって、呼んでもいいですか?」 手を離され少し寂しく思いながらも、少し離れ、顔を赤くして彼の下の名前を呼んで見つめる。