>>59【一日目/夜中】「そうかぁ?…っ!吃驚、した。ホントマジでもう親身にしてくれた人の喪う思いをしたくねぇんだよ…ッ。」天井を仰ぎ見ていれば相手が首筋へ触れてきた事で彼へ顔を向け目を瞠り大袈裟に反応を示してしまいつつも、此方人等既にアンタを喪くしてるのは四回目だぞ、と困惑させてしまうだけだと云う考え迄には至らず、不覚にも眉を寄せ泣きそうな面構えになって。