将軍様「……また一人のときにでも話しかけてみようかな」 一樹は目を細めて二人の背中を見送る。「ありがとう大和……助かったよ」 翔子は抱き寄せられたことに顔を赤くしつつ彼に礼をいう。屋上につくと腰を下ろす。