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将軍様
「っ……わたしは、どんな状況になろうと、君を好きでいると思う、よ……あい、してる」
　翔子は首を絞められ呼吸が苦しくなりながら最後に言い微笑む。喋れなくなり意識を手放して目を閉じた。

　しかしすぐに意識が再起し、目を開けば彼女は自室にいた。
「どういうこと……」
　首元に手を添えて締められ感触を思い出しながらカレンダーやらスマホを確認する。確認してわかったのは、彼女が大和と交際する前の年月日だということだった。
「来世ねえ……」
　親を確認するが、警察の父は相変わらず目も合わせず言葉も返さない。過去と状況は何も変わっていず、彼女はため息を付いて男子の制服を着て学校に向かった。