将軍様「……いや。君のその前髪、見えてるの?」 大和は過去に戻っていないことがわかり、翔は言葉を切る。ということは自分が女であることも知らないのだろうかと思いつつ、翔は彼の前髪に触れる。「校則違反だから昼休み生徒会室まで来なよ。拒否権はないからね」 彼の髪から手をはなして命令する。