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将軍様
「まあ、どちらだと考えるにしても、安心しなよ。ボクは君を傷つけるつもりなんてないから」
　翔は前のソファーに戻って足を組む。ボタンは開けたまま胸元を晒し、組んだ足に手を乗せて肘をつく。
「ボクの言葉を信じるとしても、君は未来での君じゃないからボクへの対応は好きなようにすればいいよ……ボクは君を好きだからアピールはするけどね。ただボクが女であることを誰かに漏らす気なら潰すよ。愛してる君を殺すのは一興かもしれないし」
　翔はポケットに入れていた折りたたみナイフを出して彼に付きつける。