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>>225

朝陽「ッ、...はぁ、...なにこれ...」
（何とか落ち着こうと壁に背もたれ息を整えて。高揚し、ぼんやりとした理性の中では楓彩の言葉は耳に届いておらず。そう言ってリビングの方へと向かう相手を横目にしていれば扉が開かれ、一層濃く漂ってきた香りに理性を失いかけて。そんな中、あぁ、なるほど、もしかして自分はαなのかも。なんて、そういえば昔に学校で習った第二の性を思い出し。）

祈「...、...まひた、君、...」
（発情はしていないものの、濃い香りに酔ってしまい此方も理性が飛びかけており。
倒れてしまった相手の上に腕を立てて覆い被されば、憂いを帯びた瞳で見つめ、頬から首筋にかけてをそろりと指でなぞり。それから、こちらの部屋に入ってきた楓彩の声にびくりと肩を跳ねさせればそちらに顔を向けて。）