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>>294
「こんばんは、結城君」
　女性社員は時臣の部屋に来て扉を開けるとにっこりと微笑む。邪魔な彩芽が消えて犯されているからか上機嫌で。
「五冬ちゃんに夜子の変更のこと聞いたら結城君のこと罵倒してすぐに承諾したわ。可哀想に」
　彼女はあくまで自分で聞いて普通に彩芽から承諾を得たと言うていで話し、時臣の隣に来ると頬を撫でる。

「ひゃっ、っ……ヤだ。アンタたちなんかより、玩具と遊んでる方が、気持ちい」
　ついこぼれた自分の本音も彩芽は認めず、ベッと舌を出して反抗する。自分で言って時臣にされた快楽拷問を思い出して顔を赤くする。