>>374『わかった、すぐ行く』 藤林はそれを聞いてすぐに返事を返し、通話を切る。 そして時間も経たずに時臣の研究室に藤林が来た。「あ、藤林さん……もしかして藤林さんが結城の次の夜子になるの?」「そんなわけないだろ。僕は夜子に興味ない」 寂しそうに言う彩芽を見て藤林は呆れつつ、彩芽の手を引いて時臣から自分に抱きつかせる。