>>376「えっ……」「藤林さんの、夜子に……?」「お、おい……はぁ、まあいい。そういうことだ、安心しろ」 彩芽も藤林も時臣の発言に驚く。藤林はため息を付きながらも仕方なく彼の発言に乗る。「うん……女の子の、夜子……結城は、汚れた私と夜子になるのはもう、嫌?」 彩芽はまだ驚いた様子で呟いていた。そして少し言いづらそうに悲しげな声で問う。