>>448「はーい……結城、あの……仕事が落ち着いたら、デート……してほしい」 彩芽は少し残念そうにするが、わがままを言うことはせずにシャワー室の前に来る。扉を開けずに少し不安そうな声で頼んだ。 以前機関の女性社員がデートに誘ったとき、時臣は断っていたためダメ元なのだろう。