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Re: 《指名制》夜子のつがい《募集中》 ( No.455 )
日時: 2021/06/16 04:02
名前: 湯呑 ◆tMi69RmuIs (ID: NExr47x9)

>>454
 彩芽は自分の部屋ではなく藤林の部屋に行った。
「それで、その媚薬入りカレーはそのまま置いといたのか」
 藤林は彩芽の行動に呆れつつ、足を組んで彩芽を見下ろす。
「うん……結城、媚薬気づくかな……」
「そりゃあいつなら気づくだろ。僕も仲間から貰ったものでも警戒してるから」
「え。部下から貰う食品を警戒するの」
「まあな……まあ、僕はお前が作ったものは警戒せずに食べてしまうかもしれないが」
「……なんか、嬉しい」
 彩芽は藤林にそう言ってもらえて嬉しそうに頬を緩める。その様子に藤林は自分の言ったことが恥ずかしくなって顔を赤くした。
「あ、あくまで僕はだぞ。結城なら気づいて食べずにカレー捨てるんじゃないのか」
「す、捨てる……せっかく作ったのにー」
「なんで媚薬なんか入れたんだよ」
「だ、だって……ゆ、結城が興奮してる姿見たかった、から……」
「……はあ。男を興奮させると痛い目見るぞ……」
 彩芽は顔を赤らめて望みを口にする。藤林は大きくため息をつくが、彩芽は気にした様子がない。
「結城は手加減してくれるから大丈夫だよきっと!」
「その自信はどこから来るんだ……というより今あいつは仕事で立て込んでるんだ。仕事優先するだろ。お前から会いに行ったらタカが外れるかもしれんが……流石にお前の夜子を僕ってことにした張本人なんだから、ヤらんだろ」
「……うぁー! タイミング悪い! 藤林さんのせいだ!」
「なんで僕に押し付けるんだ! 僕はお前を助けてやったんだぞっ」
 藤林は冷静に言うが、それに拗ねた彩芽が彼女を押し倒す。
「ったく、ほら寝るぞ。僕は明日も仕事なんだ」
 性交させまいと藤林が彩芽を離し、二人でベッドに寝転んで眠りについた。