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>>460
「そういえば……正規統治者と学生統治者だけが使える性具の拷問器具があるって、藤林さん言ってたな」
　彩芽は藤林が寝ているのを確認して棚を漁る。
「これかな……藤林さんこういうの慣れてなさそうだもんな……」
　藤林の部屋の仕事用棚に、バイブや電マやローターが奥の方にしまい込まれていた。封印するように隠されているのを見てクスッと笑いつつ、彩芽は付属された説明書を読む。
　PCに接続されている性具らしく、正規統治者と学生統治者は遠隔で出力などの操作ができるらしい。彩芽は一級学生管理者だが、藤林のPCを使えば性具を使うことはできる。
「『統治者なら誰でもPCで自由に遠隔操作できるため、自慰行為に使うのは控えるべし』……禁止はされてないからいっか」
　彩芽は深く考えずに笑って藤林のPCと性具をリンクさせ、バイブを中に入れクリに電マを当てて縄とテープで固定する。
「んぁあ！」
「んぅ……」
「っ、や、やば……っ、ん。わ、私、藤林さんの前で、オナニー、してるっ」
　乳頭にローターを複数つけて全ての玩具を起動すれば大きくあえいでしまい、藤林が起きそうになる。彩芽は慌ててクリに当てた電マの電源だけ切り、オナニーを続ける。
　彩芽はドキドキしながらベッドに上がり、藤林のうえに覆い被さり声を我慢しながら普段はできない自慰を楽しんでいた。