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>>478
「っ、ふざけるな変態」
　藤林は仕事量の多さは認めているが、彼の趣味に付き合うつもりはないようで服を着る。
「結城、今日まで仕事お疲れ様」
　彩芽は時臣のそばに来ると微笑んで頬にキスをする。
　その様子を藤林は少し複雑そうに眺めていた。
「……結城の夜子はしばらく多忙期で除外していたが、大人の夜子を登録しておく」
「えっ、でも……」
「学生統治者の僕が決めたことだ。その決定には従ってもらうぞ」
　口にはしないが、あえて時臣の夜子を彩芽に戻さないのは藤林が嫌だからなようで。彩芽は驚いて寂しそうにうつむく。