>>76「親とは仲良くない、ので、機関のビルに行きたいですが……あの子に合わせる顔がない、です」 女の子は強い彼に見惚れながらも言う。 彩芽を巻き込んで助けなかったことが気がかりなのか、彼女が居るであろう機関に足を運ぶのを躊躇っていて。